学習塾経営・開業・脱サラ;小規模教室の開校をお勧めします

学習塾業未経験の方には、小規模の教室開校をお勧めしています。
理由の第一は、テナント賃料と教室設営費用そして、付帯する固定経費が安く済むからです。
逆に相応の広さ(15坪以上、自習室は不可欠という理由など)が必要という意見もありますが、塾生が集まるまでの(経費の)持ち出しや、そもそもの開業資金が多くかかるというそれなりのリスクが伴ってしまいます。
また、塾生はいきなり10名や15いっぺんに集まるのではなく1名、2名とボツボツと増えていきます。
すると、教室が狭い方が広い教室よりも空いている空間が狭いので「なんだか寂しい教室だなあ」という印象にならないことがありますし、このようにボツボツと増えていくことは「指導に慣れていくこと」ができます。
悪例として、20坪の教室を構えたはいいけれど塾生が少ないので「寒々しい印象」で、せっかく入塾したお子さんが辞めてしまった…例があります。
自習室は、無いよりはあったほうが良いのですがそもそも自習室が始まった理由は、大手進学塾でかつてよりも塾生の集まりが悪くなり、教室スペースが空いてしまったことから「スペースを遊ばしておくよりは、塾生とその友人(青田買い)に開放したらいいんじゃないか」ということです。
もともとあるスペースを活用している訳です。
自習するスペースがない個人塾でもカリキュラムの工夫や補習の組み方で平常授業以外の学習指導は対応できます。
さて、小規模教室の実例として
・8坪でテナント賃料6万円
・固定経費(月額)10万円
の教室で、MAX40名の塾生;年収480万円の塾長がいらっしゃいます。
地域の評判が良く、開校から2年目以降は入塾のきっかけは殆ど「口コミ」で、入りきれない状況になってから近隣に教室を増やすといった方法がリスクが低い方法です。
開校当初の教室は、入りやすい路面テナント(※)で開校しますが増やす教室については、本校(開校当初の教室)の近くの2階や3階の路面テナントよりも賃料が安い物件にします。
※1階の路面テナントと2階以上のテナントでは、圧倒的に1階の教室の方が集まりが良いです。理由の一つは、「通りがかりに入りやすい(案内書が欲しいとか、話を聞
 いてみたい…という直来)」からです。
近隣に開校する2教室目は、本校が地域に認知されているので、特段に入りやすい物件でなくても良いのです。(いわば、第2教室のイメージです)
また、何かの理由で塾生が減った時に元の1教室に戻しやすいということもあります。
加えて、本校と近い距離なので運営し易いということもあります。(時間講師の行き来がしやすい、教室責任者を雇用しなくても良い等)
先ずは、小規模教室で塾長としての仕事に慣れながら地域に認知されることを大切に、その後規模の拡大(復習教室展開)をすることがリスクが低く成功する戦略でしょう。
小規模教室で塾生が25名でも利益が出る教室を創ることが第一ステップ、塾生が40名で安定的に確保したら第2教室を開校することが第2ステップ、その後自身の仕事量や考えに応じて教室展開を思案することが第3ステップというイメージです。